結婚願望

僕には兄がいる。会社の関係で地方にいる兄とはたまに連絡を取り合う。それはお互いの生存確認だったりするのだが、昨日はもっぱら無駄話だった。

僕にも兄にも本当の親はおらず、僕と兄も血が繋がってはいない。ただお互い10歳に満たない頃に兄弟になったため、血の繋がりはなくとも共に過ごした記憶や景色、寒いこといえば絆はきちんと兄弟だ、と僕は思っている。

話したことはもっぱら家族についてだった。兄には結婚を考えている彼女がいるのだが、なかなか結婚に踏み切れない、と。兄は僕と違って実の両親を知っている。それも顔を合わせたのは学生時代だと言う。僕はそのことを知らなかった。当時はお金の余裕がなく、兄を育てることをできなかった両親が、泣きながら立派に育った兄に謝り倒して来たという。お金がないという理由で捨てられたのに今更泣いて謝るなんて、と兄はとても理不尽に思ったらしいのだが、今になって気持ちがわかるようになって来た、と声細々に語った。働いてわかる稼ぐことの難しさ、彼女への愛情も尽きぬにいられるだろうか、2人できちんと生活して子供ができたりときにきちんと育てられるだろうか。兄は心配性なところがあるから、そんなことをボソボソ話していた。

僕にしてみれば、兄がとても羨ましかった。僕の親はいない、生きているのかもわからない。だからもちろん会ったことすらない。だから僕はもし愛する人ができてもその人との間に子供を作ることがとても怖いのだ。もし僕の親が病気持ちだったら、犯罪者だったら、わからぬままで自分の分身のような存在を、愛する人に産んでもらうのが怖いのだ。

でもそんなことで兄を羨まむのも間違ってるのはわかってるので、僕は静かにうんうん、と相槌をあって聞いていた。

だいたい話し終えて、兄はどうすればいい?と僕に答えを求めた。僕は、今僕に言ったこと彼女に言えば?と兄に告げた。ああ、そうだね。兄は少しびっくりしたように答えて、じゃあね、と電話を切った。

まだ熱があるんだけどな、と思いながら僕はケータイを放った。兄は勝手な人だ、でも僕はすごく好きな人間だ。幸せになってね、僕の気持ちはこの1つだけだ。

良薬口苦

数日前から、僕は微熱に浮かされている。病院に行くほどでもないため、ベッドと冷蔵庫を行き来する生活を2日ほどしている。退屈に殺されるってこういうことか、なんてぼーっとしながら思う。

熱っていうと、僕はやっぱり女の子に看病してほしいという欲が湧いてくる。

願望として、女の子のおっぱいにポカリを挟んでほしい。そしてそれをたまに飲ませてほしい、おっぱいから。熱どころじゃなくなるな。僕と彼女で熱っぽいことしたくなっちゃうからダメだな。

じゃあおっぱいとかそういうのはもういいから、ちょっとまずいおじやを作ってほしい。味が薄くなっちゃったおじやを彼女は運んできて、頑張ってふーふーしながら僕にレンゲを差し出すんだ。食べたら全然冷めてなくて「あっち」って言ったら、彼女が慌てて僕に水を差し出すんだけど僕の上にこぼしちゃうんだ。それで「ごめんね」って言いながら拭くんだけど、それが……やめておこうな。

暇だと妄想が廃る。ちなみに今の女の子は全部有村架純ちゃんで再生してくださいね。僕は有村架純ちゃんが大好きです。でも椎名林檎には誘惑されてみたいと常日頃思ってます。

よろしくお願い致します。

 

すいませんでした、欲望が出ました。大人しく薬飲みます。

徒然言葉

何故ツイッターをやっているにも関わらず、ブログを始めてしまったのか。自分でも甚だ疑問ではあるが、たまに140字という縛りに書ききれない思いがふつふつと沸き上がったりするので、それらを吐き出すためのコンテンツとして、ブログをやってみようと思う。というのか多分僕の始めた理由。でもここまでで140字で足りちゃってるのが現実。やる意味なくね?そんなこと言わないでね。

 

たまに女に間違えられながらも性別は男をきちんと貫き通していきたいし、声は高いけどいつか突然声変わりが始まって低くなると信じたいし、ユニセックスとあだ名をつけられた中学時代はなるべく忘れたい。

人生忘れたいことがたくさんあるけど、嫌で恥ずかしい思い出ほど色濃く残ってしまうものだから、記憶というのは厄介なものだ。

幸せな記憶だって残っているけれど、みんな眠る前にふと思い出すのは必ずと言っていいほど恥ずかしい記憶だと思う。僕もそうだから。

でももうやらないぞ、と思いながら眠りにつくと夢を見る。朝起きると忘れてるけど脂汗が大抵すごいから、多分嫌な夢しか見てない。

寝る前に恥ずかしい記憶を思い出すと、ろくなことがない。そんな感じ。

 

こんな感じでたまにか毎日なのか、ブログをやっていくよ。ってことでよろしくお願い致します。